ビジネス英会話学習のQ&A
ビジネス英会話の短期集中学習は可能かどうかというと、可能です。
1年間だらだら時間をかけて数十時間程度の勉強をするよりかは、短期集中の方がはるかに効果的です。
ビジネス英会話の習得に励んでいる人はおそらくみんなわかっているはずです。
そもそも中学・高校の6年間に渡って英語を学習してきても話せるようになっていないことを考えれば、ただ単に長く勉強していればよいというものではないというのは明白です。
英語のシャワーを浴びるという言葉をよく聞きますが、そういった環境に身を置かないといけません。
もし中学・高校の6年間の授業が全て英語で行われるというものであったならば、話せるようになっている人は断然に多いはずです。
ですが、現実的にそのような環境をつくるのは難しいのではないでしょうか。
それを期待して英会話スクールへ行くわけですが、その前に基礎力を付けてからではないと意味がありません。
まずはインプットです。
会話ができない原因は目的にあります。
その理由は、ビジネス英会話を身に付けたいけど、身に付いていない人の多くが、ビジネス英会話を身に付けることを目的にしているからです。
ビジネス英会話を身に付けることを目的にしていると、息が詰まってしまうんです。
ビジネスで英語を話したいのになかなか話せるようにならないという感じでプレッシャーに押しつぶされてしまうのです。
そうしてビジネス英会話の習得に挫折してしまいます。
どうしたら良いのかというと、ビジネス英会話を身に付けることを目的とするのではなく、ビジネス英会話を身に付けなければならない目的を作るんです。
例えば、
- 海外展開している企業に入って海外で仕事をしたいからビジネス英会話を身に付けたい
- 海外の取引先との商談を成功させたいからビジネス英会話を身に付けたい
という具合です。
ビジネス英会話がなかなか身に付かない人は目的の設定を見直してみたらどうでしょうか。
意外と思っている以上にビジネス英会話を短期に身に付けることができるかもしれません。
ビジネス英会話ができない原因は、ビジネス英会話を身に付けることを目的にしているからというのがありました。
それと同じように、英会話学校に通っても話せるようにならないのは目的設定や手順が間違っているからです。
英会話ができるようになるためには、話せないといけないと思って、英会話学校に通う人が多いですが、話せるようになる人は目的がはっきりしているか、ある程度の英語力がすでにある場合です。
目的というのは、商談を成功させたい、海外で仕事をしたい、外国人の恋人が欲しいなどです。
これらの目的に共通するのは、英会話はあくまでもツールであるという点です。
ところが英会話ができるようになりたいというのが目的の人は、着地点が不明確のため、英会話を習っているということに満足してしまっているのです。
また、基礎的な英語力が無いのに英会話学校に通ってもできるようにはなりません。
基礎英語力が無い人は、単語や文法、構文などを覚えることから始めて、土台を築いた上で、話す練習の場として英会話学校に通うのが手順として正しいです。
以上をまとめると、英会話を話せるようになりたい目的をはっきりさせ、正しい手順を知った上で、英会話の勉強をしましょう。